マレーシアの税務(M&A編)
今回はM&Aに関わる税務について書いていきます。
マレーシアでのM&Aには日本と同じく税制が規定されています。
会社設立とは直接の関係はありませんが、マレーシアでの活動をする上では知っておくと便利だと思われます。
M&Aに関わる税務
マレーシアでM&Aに関連する税務は以下の4つです。
①譲渡所得(キャピタルゲイン)税
{詳細}
マレーシアには不動産収益税以外に譲渡取得税はありません。不動産収益税は、不動産の所有する資産や株式の売却によるキャピタルゲインに課される税金と定義されます。
②税務上の欠損金および減価償却
{詳細}
税務上の欠損金及び未処理の減価償却は会社に累積し、会社の清算時に未使用の欠損金や未処理の減価償却は失われます。
③所得税
{詳細}
税務当局は賦課年度から過去5年にさかのぼって所得税をあげることができます。
④印紙税
{詳細}
印紙税は法的文書に課される税であり、移転や譲渡の契約書等に対し取引価格に応じて課税されます。