マレーシアってどんな国?(前編)

前回、なぜマレーシアが海外拠点としておすすめなのかをお伝えしました。

 だけど、  「マレーシアがおすすめなのはわかったけど、そもそもマレーシアってどういう国なの?」 と疑問に思った方が多いと思います。

なので! 今回と次回で、マレーシアってこういう国、という紹介をしていきます。 これを読めばマレーシアに行きたくなる……かも?

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マレーシアってどこにあるの?

今回はマレーシアの位置関係と人口について説明します。

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<出典 :wiki investment:  http://www.wiki-investment.com/

マレーシアは国土が南シナ海を挟んでマレーシア半島北部とボルネオ島北部に分かれている国です。  首都はマレーシア半島にある人口167万人のクアラルンプール。

クアラルンプーはいくつかの地区に分かれていて、あの有名なペトロナスツインタワーがあるのは中心地であるKLCC地区です。 日本との時差は-1時間程度で、熱帯雨林気候に属していますので1年を通して常夏の国です。 また、多言語社会のマレーシアではマレーシア語、英語の他にも広東語やタミル語を話す人もいます

ちなみに、マレーシアは「ムラユの国」という意味で、ムラユというのはサンスクリット語のMalayadvipaを語源とする「山脈のある土地」を意味しています。 実はマレーシアには山脈が数多くあり、その合間を縫って道や都市が存在しているのです!

 

マレーシアの人口は?

5ae0cb85dde3193a16dce9e831f1f989_s マレーシアの人口は2990万人(2014年 世界銀行調べ)です。

 都市部ではこの人口のだいたい74%に当たる約2212万人近くの人が都市部に集まっているということになります! 人口ピラミッドの推定推移を見るとその後も人口は増え続ける見込みになっており、ますますマレーシアという国が発展していくのが予測できます。

マレーシア人口2015 推定

マレーシア人口2025 推測

マレーシア人口2035 推測(上から順に、2015年 2025年 2035年 推定人口ピラミッド

<出典:Department of statistics malaysia,official portal https://www.statistics.gov.my/

 

次回は「マレーシアに行くのにいくらかかるのか?」を予定しています!

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なぜマレーシアなのか?

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「日本を出て広くアジアで事業をしたい!」

「海外に進出したい!」

そんな熱い思いを持っている人に「どの国で?」と聞くと、多くの人が「中国だ!」「インドです!」って言いますよね。

「上海に駐在所を設立して市場調査しなきゃ……」

「デリーの法律について調べないと……」

なんて考えてネットで情報を集めている人はたくさんいると思います。

 

 でも、ちょっと待って。

 マレーシアのこと忘れてない?

 

そう。マレーシアにだって市場があるんです!

初回である今回は『なんで他の国ではなくてマレーシアなの?』ということを説明していきます!

大きく分けて理由は3つ!!

 

マレーシア設立に関する情報はこちら>>

①マレーシアの経済成長

②マレーシアの1人あたりGDP

③マレーシアの外国投資の優遇措置

理由① マレーシアの経済成長

1つ目の理由は、マレーシアのGDP成長率が安定しているからです。

これを見てもらえればわかりますが、 マレーシアは2010年から例年4.7%以上の成長を続けています。

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<出典>

 

マレーシアは「ビジョン2020」という長期目標を立てており、2020年に先進諸国の仲間入りを目指しています。

この「ビジョン2020」は長期の目線でマレーシアの発展を考えて作られたものなのですが、その中の課題の1つに、競争力がありダイナミックで強靭な経済を持つ、というものがあります。マレーシア政府はこの課題を達成するために安定した経済成長を続けているのです。

 

理由② マレーシアの1人あたりGDP

2つ目の理由は、全体のGDPの成長率に従ってマレーシアの1人あたりGDPが高くなっているからです。

1人あたりGDPは1万ドルを超え(タイの約2倍!)、ASEAN諸国の中でもシンガポールを除けば1番高い水準となっています。

人々が豊かになったことでサービス業の割合も増え、市場としての魅力も増しています。

 

理由③ マレーシアの外国投資の優遇措置

 

3つめの理由は、マレーシアには各部門ごとに外国投資の優遇措置があるからです。

例えば、製造部門では

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<出典>
http://www.wiki-investment.com/

他にも農業部門、サービス部門ごとに優遇措置があり投資環境としてメリットがあります。

 

おわりに

現在のトレンドでは中国やインドが優勢ですが、海外事業の拠点としてマレーシアも選択肢の1つとしてあげれるくらいに魅力なのです。

 

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